一人暮らしをしている三男は、どうやら『リモート同棲』とやらをしているみたい。
彼女とは「遠距離恋愛」。←この言葉、まだ生きてる?
この三男にLINEをしても、いつも既読もつかず通話も繋がらない。
○○は通話中です という表示。
LINEはダメなので、用事がある時はスマホに電話をかける。
だと普通にハイと出てくる。
学校に行っている時間はLINEも繋がるんですけどね。
普通逆の様な気がします。
ある時、LINEが調子悪いんじゃないかと言ってみたら、「彼女と話してるんだ」と。
あ、そ、としか言いようが無い。
よく何時間も通話していられるもんだとは思ったけれど我慢。
電話であれば親の発信はとるのだから。
そんな時、テレビ番組が「今の若者はプライベートタイムは常に彼彼女とLINE通話を繋ぎっぱなしにしているようです」と。
なんだって?
ネットで検索してみたら、なんと、これを『リモート同棲』と言うらしい。
離れていても常に繋がっていたい。
食事も風呂も寝る時も、常に二人は繋がっている事に幸せを感じるんだって。
はぁ・・・・・
まだ親がスマホ代を払っている今、LINEが無料な事にどれだけ感謝しなければならないことか。
いや、無料だからこその若者の知恵なのか。
私だったらこんな束縛は耐えられない。
自分だけの時間が欲しいですけどね。
いや、それは今だから思うことかな。
茶の間に家電が一台。
電話が来ると家族が全員聞き耳を立てている。
それが嫌で公衆電話に走る。
そんな時代だったのに、よくここまで世の中は変わりました。
人間て頭がいい。
切なさやキュンキュンは昔より少ないような気がしますけどね。