まめのまめまめ日記

楽しい人生を

関西人て・・・

夫と入ったお食事処。

そこで私達は関西人の本質を見たのでした。

 

 

お昼時で駐車場は満車。

どうする?

他にお店無いし、ちょっと中見てこようか。

引き戸を開けて中を覗いてみると、店内は満席。

しかし、10数名の若い団体さんがちょうど食事を終えレジに向かうところでした。

 

良かった〜 座れる〜

と思いきや、その団体さんは各々でスマホ決済。

 

スーパーでも思うのですが、スマホ決済って、現金払いより時間がかかるのですよね。

画面を出して、ピッとしてもらって、金額を聞いて入力して、お店の人からチェックしてもらう。

みんなメニューもそれぞれで、相当時間がかかりそうでした。

 

 

お昼時で厨房はフル回転。

何人かいる従業員さんも大忙しです。

一人一人レジを済ませる団体さんの膳が下げられる様子は一向にありません。

 

私達は無言でその光景を見つめていました。

と、その時、三人の男性客が入ってきました。

「あれまー、大繁盛ですなー、でもここ美味いからやっぱここで食べようやー」。

どうやら、関西方面から仕事で滞在している人みたいでした。

 

すると、いきなり

「お姉さん、下げましょか、アレ」

と、三人で団体さんの膳を厨房の入り口まで下げ始めました。

レジをしているお姉さんは申し訳なさそうに「すみません、大丈夫ですので」と。

 

しかし、そんなのスルーな三人。

全部下げてテーブルを拭いて、「お客さんどうぞ〜」と夫と私に。

 

私達東北人は、真面目で恥ずかしがりで遠慮がちでガシガシ行くのは苦手。

そうで無い人もいるだろうけど。

 

とりあえず御礼を言い、席に着かせてもらい。

関西の三人も隣の席に着きました。

そこへレジが終わったお姉さんが御礼と注文を取りに隣の三人の席に。

そしたら「いやいや違いまっせ、あちらのお客さんが先ですわ」と私達の事を。

どこまで気持ちのいい人達なんだろう。

 

恐縮しながら注文をし、夫と落ち着かない空気の中にいました。

そしたらおもむろにお水のコップを二つ持ってきて下さった関西人。

水がセルフなのに気づかなかった私達。

何から何までお世話になってしまいました。

 

 

私がテレビで見る関西人のイメージそのものだった三人。

きっと、思ったことをすぐに実行できるんだろうな。

今回も、イライラしてジッと待つよりも、手伝ってサッサと美味しいご飯をいただきたい!

裏も表もない、それだけなんでしょうね。

 

大阪のおばちゃんなんかその最たるもの。

いいものは褒め、ダメなものは一刀両断。

とても正直。

 

 

東北人は我慢強い。

揉めるくらいなら黙ってるし、相手が忙しければジッと待つ。

東北人は寒い冬をじっと乗り越える為に我慢強いDNAが備わっていると聞いた事がある。

何度も言いますが、決してそうでない人もいますが。

 

 

しかしながら、三人のお兄さんに御礼を言ったら、「お母さん、大丈夫ですよ」と言われたのにはちょっと。

レジのお姉さんには「お姉さん」で、私には「お母さん」かい。

なんでやねん!!

 

まぁ、正直な人たちなんだろうけど、「お姉さん」と言ってくれたらもっと褒めちぎったんだけどな。

 

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