今年の誕生日の日も、おめでとうのラインが届きました。
40年来の友人です。
東京に就職し、離れ離れになった時期もありました。
子育てに忙しく会えない時期もありました。
今はコロナで3年くらい会っていません。
若い頃は電話や手紙でたくさん話しをしました。
そのうち、手紙がメールに変わりました。
そして今はライン。
お互いの誕生日の他に、年に一回ほどのラインは、会話が半日も続きます。
話したいことが尽きません。
お互いに良いところも悪いところも知り尽くしています。
悪いところを感じると、「変わってないなぁ」と嬉しくなります。
悪いところウェルカムです。
そこも含めて好きだから。
こんな友人とも危機が訪れました。
友人の息子さんが、付き合っていた女性とトラブルになり、精神的に参ってしまいちょっと大変な事になりました。
その女性というのが、私の姉の旦那さんの姪っ子だったのです。
つまり、姉の旦那さんの実家の娘。
友人と話しをしているうちに次第に発覚し、びっくり仰天。
もちろん、母親というものは、どんな状況であれ守るべきは我が子。
その息子さんを苦しめるトラブルの原因が私と関係がある娘だった。
しばらくの間、友人からは音沙汰が無くなりました。
その気持ちは100%わかります。
人間関係の脆さは、突然残酷に襲ってくるものです。
ちょっとした誤解やすれ違いでその関係は崩れてしまいます。
この件は、私に課せられた運命なのだろうと思いました。
でも私はその友人を必要としていました。
だから、静かに待ちました。
彼女の誕生日にはおめでとうのラインをしました。
ありがとうの返信がきました。
私の誕生日にもおめでとうのラインが届きました。
私も御礼の返信をしました。
そんな繰り返しがあり、いつの間にかまた、半日、ラインで語り合う日々が戻ってきました。
嬉しかったです。
息子さんの話はしたりしなかったり。
きっとこれからも。
まだ子どもだった時代の友人。
なんのしがらみも無く、バカがつくほど純朴だった幼い二人。
二人の間は、今も時間は止まったまま、純朴なままなのです。
あなたとわたし、というシンプルな関係なのです。