人生の折り返しは過ぎ、子どもも大人になりました。
最近、不安になる事があります。
これまで、子ども達の事ばかりして過ごしてきたので、そんな自分が、これからの長い日々をどう過ごして行こうかと。(ちびまめの事はちょっと置いといて)
そんな時、「幼い頃からの記憶を全て紙に書き留めていくと、実は好きだった事や得意だった事、夢中でやっていた事が思い出されますよ」
と誰かが何かで言っていたのを聞きました。
早速、生まれた時からの記憶にある事を紙に殴り書きしてみました。
一番小さな頃の記憶は、母の背中におんぶしているところ。
その時の亀の甲はオレンジ色。
きっとそれほどの赤子でもないのでしょうね、記憶があるくらいですから。
そして、以降、幼稚園、小学校、中学校、と、とにかく書き出してみました。
高校にもなると、それはもう頭の中に鮮明にあるから良しとしました。
そして気がついた事は、とにかくほとんどが学校での人との関わりの記憶。
家族の記憶もありますが、その数十倍、学校行事や友達、クラスメイトとの思い出でした。
子供の頃の人生と人間形成に、これほど学校生活が関わっているとはとても驚きました。
もちろん、楽しかった事も沢山ありますが、嫌だった事、悲しかった事、いじめられた事、いじめた事、苦しかった事、孤独だった事も次々に思い出されます。
忘れたままの方が良かったのかもと思ったりしながら。
でも、私にとって学校ってとても大切な場所だったんだなと改めて思ったのでした。
今の子ども達は、学校以外にも沢山の居場所を持っている時代です。
が、反面、学校に行けない子どもも昔より多いと思います。
生き方は人それぞれで、自分は良かれと思っても真反対の人もいるだろうし、反発する人もいるかと思います。
なので何とも言えませんが、とにかく、どんな形であれ、子ども達を孤独にさせない事、そして子どもの人生の足跡をちゃんと作ってあげる事、それは大人の役割だと思いました。
子ども達が長けているネット社会も、スキルとしてとても大切ですが、
人との会話、そして人間同士の関わりで心が動くことが、何よりも大事な事だと思いました。
小さい頃からの記憶を辿り、今の自分の在り方を考えるのは楽しかったです。
今現在、好きでやっている事が、小さい頃も好きでよくやっていて、しかもとても続いていた事も思い出しました。
そして、職業として夢の一つになっていた事も。
今となっては、さすがに職業にするのは遅すぎますが、でも、続ける事は出来ると思いました。
嬉しい発見です。☘️